

最近ベッド選びについてご相談を受けることが多くなりました。そこでベッドをどのように選んだらいいかについて、まとめてみました。
ベッドに限らず、品物を選定するときに絶対的な基準というのはなかなか無いものです。お使いになる方の体質、暮らし方、好みなどによって答えはさまざまです。また、現時点では睡眠学会や睡眠環境学会などにおいてでさえ、「こうしたら良くなるのではないか」ということは言えても、「この場合はこうしたら確実です」と断言できるようなものは、ありません。
私たちはさまざまな情報収集や体験など現場での取り組みの中で、経験的にあるレベルの答えを出せるようになってきたと思っていますが、100%ではないこと、そのことを踏まえてご判断をいただくことをお願いいたします。
自然素材をできるだけつかいたいということ
私たちは「自然な眠りの専門店」を標榜しています。これは、できるだけ自然素材で眠っていただきたいという思いが込められています。また、廃棄時に環境に負担にならないよう「寝具のグリーン購入」にも取り組んでいます。従って、「金属スプリング」を使ったベッドは基本的におすすめいたしません。
ウッドスプリング(又はすのこ)がおすすめ
気密度の高い家屋が増えている現状では、できるだけ通気性を確保することが大きな条件となってきます。そこで、体に合わせて腰部の硬さを変えることのできる、ウッドスプリングを使用したものがベストであると考えます。スノコは悪くありませんが、ウッドスプリングのような体の保持能力は期待できません。また、通気性が良いといってもスノコの幅がかなりある(通常10cm幅ぐらい)ので、ウッドスプリングに比べると若干難点があります。


バランスを考える
家具店のベッド売場に行くと、ついついヘッドボードのデザインに目がいってしまいます。関係ないのにマットレスの側の柄がどうのこうの、という話を聞くことがあります。しかし眠るために必要なのはマットレス本体とそれを支えるウッドスプリングなどの底です。デザインもインテリアの重要なファクターですが、実際使用するときにヘッドボードのデザインはさほど重要ではありません。全体としてのバランスのとれたベッド選びが必要だと考えます。
移動や引っ越しも考える
移動や引っ越しの時にやっかいなのがワイドダブルのマットレスです。また、最近の金属スプリングのマットレスも従来に比べ5〜10cm厚さが増しており、あまり使い勝手の良いものではないように思われます。引っ越ししない、という方はともかく、あり得る方はその対応も考えての選択が必要でしょう。
次へ続く